今回は、別の方法を紹介します。
使う木材は、前回と同じで、ホームセンターでも簡単に手に入り、加工が簡単なファルカタ材
ちなみにサイズは、13mm×150mm×400mm
バーナーでこんがり焼きます。
初めてだと、加減がわかりにくいけど、燃えん程度に、真っ黒になるまでやくとGOOD

ちなみに、バーベキュー用に購入した、カセットコンロ用のボンベを使用する簡単なバーナー使用
水で濡らし、金タワシで、すすを擦り落とし、乾かします。
この感じで終わっても、ええ感じやけど、今回は、もうひと手間進めます。
塗料をひび割れさせます。専用のクラック塗料があるんやけど、水のりでも代用できるとので、乾かした面に水のりを、全面に塗ります。水:のり=1:1と紹介されていますが、今回は水のり100%でやってみます。
表面が軽く乾いてきたところで、ミルクペイントを塗ります(今回は白)
塗るタイミングは、触ってみて、指紋が付く程度の軽く乾いている感じの時。
塗り方は、水のりを動かさないように、表面を軽く塗っていく感じで、同じ箇所を塗り直すのはNG
ミルクペイントと水のりの乾き方(縮み方)が違うので、割れながら乾燥します。
ここで終わっても、いい感じやけど、もうひと手間加えます。
紙ヤスリ(400番使用)で表面を擦ります。
強く擦ると、下地の焼けた面が出てくるので、好みで加減しましょう。
今回の加工の注意点と感想
・片面ばかり集中して焼くと、熱で板が反るので、一気に片面仕上げずに、裏側にも熱を入れて、反りを抑えましょう。って、加減は難しいので、一気に片側ばかりはダメって心がけましょう。板を焼くのは、気持ちがいいので、ついつい一気にいってしまいます。(木材の種類や厚みによっては、そこまで気にする必要はないかもしれんけどね)
・金タワシでススを擦り落とすとき、力を入れすぎると、深い傷が入ってしまします。アンティーク加工なので、それはそれで味となりますので、考えて擦りましょう。今回は、軽いパワーで同一方向に擦りました。
・水のりと水の割合、乾き加減、ミルクペイントと水の割合により、表情が変わると思うので、いろいろ試したいですね。
・途中、失敗したとしても、最後にはいい感じになってることでしょう。アンティーク加工のいいところですね。
・今回は仕上げに、ブライワックス(密蝋)のクリアを塗りました。さらに深みが出ます。
↓今回使用したミルクペイント↓ ![]() ターナー色彩 ターナーミルクペイント 水性塗料 200ml |
ちなみに、前回と同じマガジンラックを作りました